遠城寺式乳幼児分析的発達検査法について

久しぶりの更新です。


近頃、疲れているのか夜はほぼ子どもと共に撃沈し爆睡m(__)m


今日は何の話題にしようか・・・。
先日、うちの末っ子男児(8ヶ月)の6~7ヶ月健診に行ってきたんで、それに関連した話題を。

健診.jpg


いつも通っている病院では、「遠城寺式乳幼児分析的発達検査法」をやります。


検査の目的は、乳幼児の発達を「運動」「社会性」「言語」の分野ごとに評価し、発達上の特徴を明らかにすることです。


検査法の特徴は
①移動運動,手の運動,基本的習慣,対人関係,発語,言語理解の各機能を分析的に評価できる
②脳性まひ,知的障害などの鑑別診断に役立つ
③0歳児から利用できる
④結果が折れ線グラフで示され、養育者にも説明しやすい
⑤検査法が簡便で、短時間でできること



記入用紙と記入例
遠城寺.jpg


検査問題と回答方法
各検査問題は上に行くに連れて年齢が進み、0カ月~4歳7カ月まで測定できます。


検査が合格であれば、次の問題に進み、不合格が3問続いたらそれ以上の年齢の検査はしなくてもよい。下の方(年齢の低い方)にも、合格が3問続けば、それ以下の検査はしなくてもよい。


一応、すべての検査項目について、年齢ごとの通過率が示されています。例を示すと、「移動運動」(1歳0か月~1歳1か月)の問題「2~3歩歩く」については、判定は“2~3歩一人でどうにか歩けば合格”です。


11か月の通過率は44.2%、1歳0か月~1歳1か月は68.3%、1歳2か月~1歳3か月は89.5%、1歳4か月~1歳5か月は98.0%です。


さらに発達指数(DQ:Developmental Quotient)の測定も可能です。
例えば、「両足でぴょんぴょん跳ぶ」は2歳から2歳3か月までの問題です。よって、この問題が出来れば平均2歳1.5か月の発達年齢ということになります。


2歳0か月児がここまでできたとすれば、
2歳1.5か月/2歳=25.5÷24×100=106

3歳3か月児がこの問題まで出来たときは、
2歳1.5か月/3歳3か月=25.5÷39×100=65


全体のDQは、6領域のDQの平均をとります(平均DQは100にならない)。

これらの各領域の発達グラフの結果を点で結ぶと、その子どもの発達のプロフィールを描くことができます。折れ線グラフが横に直線に近ければ全体的に発達のバランスが取れているということになります。また、生活年齢の点よりも上にあるものは良好な発達、下にあれば発達が遅れているということになります。


この検査法は、脳性麻痺・知的障害・特発性言語遅滞・不器用児などの診断に特に有用であるといわれています。また、今後の発達指導の指標としては、例えば合格の1つ上の不合格、あるいは合格の1つ下の不合格の問題などが次の訓練の目標となるので結果を整理しやすいのが特徴です。


さらに、この検査は0カ月~4歳8カ月の間の発達の測定ができるので、同一の検査用紙に検査結果を何回も記入でき、前の結果と比較して、その子どもの発達の状態を継続的に見ていくことができるのも良いですね。


ちなみにうちの子は、
遠城寺式結果.jpg


発達指数でみると
移動運動 :93.75
手の運動 :81.25
基本的習慣:68.75
対人関係 :68.75
発語   :68.75
言語理解 :56.25

対人関係や発語、言語理解がやや低いですね~。まぁアイコンタクトや共同注意とかは問題ないように思いますが、経過観察かな。まぁウチは妊娠37週0日くらいのギリ正期産だったんで、ちょっとゆっくりなのかもしれないです。


追加報告
この検査の継時的な変化やアセスメントについて書いてますんで、興味のある方は↓↓
こちら


では、今日はここまで。


参考文献
畠垣智恵:精神発達検査、臨床精神医学 増刊号:386-390,2004



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